隈之城麓

薩摩の麓

隈之城麓概略

・現状
【武家門】7基?(内1基は近年立て替えられたものか?)
【武家門石垣】6~8家分程 ※確認漏れのある可能性を考慮

・成り立ち
【隈之城麓】東手村・西手村・麓村
【地頭館】二福城麓(現在は民家)
※詳細は調査し分かり次第記載していこうと思う。

隈之城麓は二福城城下に築かれた麓
二福城は都市化の影響から城跡は切削が進みほとんど遺構を残していない
現在では若干の平丘を残すのみとなっている


地頭館は最初、二福城麓に築かれたが江戸期に入ると向田地区へ居を移した

武家門

3号線沿いのセブンイレブン横の通りは武家門と石垣が良く残っている
高さがある用水路を石垣を使って巧みに作っている

隈之城麓の特徴の一つであり、他の麓にはなかなか見られない特徴である
当時の石職人の技術の高さが見られる場所

こちらの武家門も立派
当時の形態をしっかり維持している
薩摩川内でも1基しかないのではないだろうか??

石垣と石柱門を残している武家跡も

隈之城麓は都市化が進んでいるのも事実だが
武家門の残存数も4~5基ほど残っており見どころもある


隈之城麓の逸話

隈之城麓で有名なのは
島津家久公が地頭を兼務していたことや
伊勢神宮参拝の為の、上京時に隈之城衆が酒を持ち寄って盛大に送る宴を開いていたことが「家久君御上京日誌」に書いてある

島津義弘公は朝鮮の役に出陣する際に、隈之城麓で一泊している

場所

隈之城駅から徒歩5分ほど
車で行く場合は隈之城麓公民館に停めさせて貰えるかも知れないので聞いてみると良い
※車を停める際は必ず許可を取ってください

タイトルとURLをコピーしました