深迫古戦場(薩州島津氏vs渋谷東郷氏)

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概要

薩州島津氏 島津義虎
渋谷氏東郷氏 東郷重尚   
【年代】永禄十一年・十二年(1568年・1569年)
【現住所】鹿児島県阿久根市大川
【近くの山城】仕剣丸城

薩州家の家来に湯田兵庫という武士がいた。天文16年(1547)、出水郡の阿久根(現・阿久根市)に住んでおり、「秘蔵の飼犬」をもっていた。犬種や色柄などは不明だが、近在でよほど評判の犬だったのだろう。それを聞きつけたのが東郷家の当主、大和守重治の家来だった。残念ながら氏名は不詳である。その某はひそかに阿久根に出かけると、兵庫の家から犬を盗み出してしまった。
『愛犬の日本史』第一章 戦国・南蛮犬合戦より引用

この事件が発端となり薩州島津家と東郷家の間で20年にも及ぶ争いに突入していく…

薩州島津家建立「千人塚」

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