【神社名】稲荷神社
【通称】
御稲荷様(おいなんさあ)
【旧称】
稲荷大明神宮
【御祭神】
主神:宇迦之御魂命(ウカノミタマノミコト)
陪神:天津日高日子波限建鵜茅草葺不合命(アマツヒダカヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)
豊受日大神(トヨウケヒノオオカミ)・大宮比売命(オオヤマヒメノミコト)
建御名方神(タケミナカタノカミ)・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)
猿田毘古命(サルタビコノミコト)
【創建】文禄四年(1595年)
【例祭日】旧九月十九日
【旧社格】平佐郷宗廟・村社・七級社
【神体】石像 往時 鏡
【鎮座地】薩摩川内市平佐町稲荷迫四九一六番地
※現地説明板より 鹿児島神社庁HP
神社由緒
当神社は、平佐領主北郷家初代「北郷三久」が文禄四年(1595)に日向国諸県郡都城から移封してきたが、それ以前から薩摩郡平佐村小字大坊(寺院大坊の地)に鎮座していた。
文政八年(1825)「北郷久珉」が神祇官領吉田家に請願して神位を正一位に進めたとある。
昭和五十二年から稲荷山一帯を平佐共有社によって開発整地されることになり昭和五十七年十月に現在地に移転再建されたものです。
当神社は、京都伏見稲荷大社の流れをくむ由緒ある神社です。
※現地説明板より
※由来文書内順序を再編成して掲載
【平佐北郷家まとめ記事】

現在の社殿は移築されたこともあり、コンクリート造の現代的な造り。
周囲は閑静な住宅街だが標高が若干高く、平佐城比定地から若干外れてはいるがここも曲輪だったのではないかと想像できる。
正一位稲荷大明神社
領主館より丑方十町許
平佐村にあり、奉祀倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)・大山祇女・道祖神・田中社・四大神とす、例祭九月十九日、文政八年、邑主北郷内記久珉、神祇官領吉田家に請ふて、神位を正一位に進む、當邑の総鎮守なり、社司野崎某、
三国名勝図会「正一位稲荷大明神社」には上記の様に記されている。
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場所
駐車場:無し。路肩に駐車し迅速に参拝するのがおすすめ。