妙円寺詣り2022

妙円寺詣りとは?

鹿児島の三大詣りの一つである妙円寺詣りとは、1600年の関ケ原合戦にて前代未聞の敵中突破を果たし、薩摩へ帰還した『島津義弘』公の遺徳を身をもって学び、己の鍛錬とする為に始まった行事。
詳しくは日置市公式WEBサイト

三大詣り

1,妙円寺詣り=島津義弘公・妙円寺(現・徳重神社)日置市伊集院
2,心岳寺詣り=島津歳久公・心岳寺(現・平松神社)鹿児島市吉野
3,日新寺詣り=島津忠良公・日新寺(現・竹田神社)南さつま市加世田

2022年10月 妙円寺詣り

私の人生で2度目となる妙円寺詣りを写真を交えて紹介していこうと思う。
鹿児島の歴史や行事、イベントに興味のある人が鹿児島に遊びに来る何かしらのきっかけになってくれれば幸いです。
私達薩摩ISHIN甲冑隊(薩摩甲冑隊)は甲冑着用などある為スタート地点はJR鹿児島中央駅西口第2駐車場ですが、本来は鹿児島城(鶴丸城)前から西田橋を通り水上坂へ至るルートが正規。

その後は薩摩街道を行き、伊集院の徳重神社又は妙円寺を詣り再度戻ってくる。

スタート地点:JR鹿児島中央駅西口

仲間との1枚 東京から妙円寺詣りを歩く為に来た人も

最初で最大の難関『水上坂』通称『みっかんざか』

ここは写真を撮り忘れてしまったのです…
あえて何も知らないで行くのが良いかと…笑

武岡団地常盤口交差点過ぎ

住宅街を甲冑武者が歩く、妙円寺詣りを歩いてる方々が気軽に声をかけてくれるのが嬉しい

たしかこの辺だったはず。
水上坂を乗りこえても尚上り坂が続き、じりじりと体力を削ってきます…

島津豊久公陣旗

指写ってる…

10月終わりの残暑にやられながらも豊久公の陣旗が見え再度気合を入れなおす。

日置市伊集院都市農村交流施設チェスト館

チェスト館
甲冑武者にとって団子はとても食べやすい

ここで通常なら1時間程休憩。
今回は、本来の妙円寺詣りの意図である『いかに短い時間で踏破するか』に挑戦していたので
団子を食し、麦茶を飲んだらさっさと出立。
義弘公も敵に追われていたので、おちおち休んでもいられなかっただろう…


チェスト館を出るとすぐにまた長い上り坂。
登りながら、豊久公の陣旗で気合が入る!

薩摩街道へ

本来であれば写真の場所で左手に逸れるのが薩摩街道。
今は歩きやすさの観点から直進の206号線が主流だが、自身のある人は行って見てはどうだろう?
ちなみにルートは下の写真。(現地案内板から)

薩摩街道は一部だが、当時に限りなく近い道もあり甲冑武者が歩くと江戸時代さながらの風景が見られる

鹿児島の人達の暖かさ

この鮭の塩加減が絶妙だった

甲冑武者が一人で歩いていると、色んな人達が声をかけてくれる。
そして農家を営んでいるというご夫婦が、頑張って下さいとおにぎりと鮭をくれました!

いやめっちゃ優しい…
この暖かさが鹿児島の人なんです!
だから私は県外からUターンしました!笑

五本松茶屋跡

そしてこの薩摩街道沿いにあったと言われる『五本松茶屋跡』
今は遺構などはありませんが、この茶屋で休憩していた武士を思い浮かべながら歩きます。

清藤公民館(休憩所)

最後の休憩所『清藤公民館』
地域のおばあちゃん達が飲み物やちょっとしたお菓子などをふるまってくれます。
ほんと皆優しい( ;∀;)

その公民館でどこかの自治会?の仲間で歩いているおじいちゃんおばあちゃん集団と記念撮影。
お礼に手作りお菓子を頂いちゃいました!

伊集院のとあるお店で子供達と戯れる

伊集院の商店街を歩いていると、とある商店の方が声をかけて下さいました!
子ども達とお手製の紙鎧で記念撮影しましたよーすぐに慣れてくれて、最後はなかなか帰してくれなかったけど可愛かったなーヾ(*´∀`*)ノ

コロナも収束しつつあり、参加者も沢山

徳重神社

14時頃到着
日本の米は世界一!

徳重神社に到着し、義弘公にご挨拶をした後、空いてる席を何とか見つけ倒れる様に座りました(笑
ここで仲間の到着をのんびり待ちながら頂いたおにぎりで腹ごしらえ
最高にうまかったなー(●^o^●)

仲間と

最後の元気を振り絞り皆かっこよく写真撮影(薩摩ISHI甲冑隊・薩摩甲冑隊)
私も甲冑も満身創痍…佩楯(はいだて)の鉄も糸が切れてだらんとなってしまっています^^;

この後伊集院駅まで歩き、中央駅の西口駐車場まで戻りました。

アップルウォッチの運動記録

ちなみに運動記録はこんな感じ。
甲冑(20㎏位)着てるのでこれよりもはるかに消耗していると思われます。

翌日の徳重神社

昨日の賑わいとは真逆の静かで厳かな雰囲気でした。

徳重神社

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